高松メディカルクリニック TEL 0422-70-1035(治る 重病見事) 三鷹健診スクエア TEL 0422-70-1037 ワクチン予約専用 TEL 090-7537-6807 FAX 0422-70-1036

東京都三鷹市下連雀4-16-12 三鷹第1ビル2F(健診棟)及びANNEX3F(別館外来棟)

三鷹駅より徒歩9分

インフルエンザ 予防接種 検診 橋本病 咳喘息 高松メディカルクリニック

自由診療コーナー

三鷹健診スクエア 健診のご予約・お問い合わせはTEL0422-70-1037まで CLICK
LE
院長コラム 胃痛い放題
CLINIC BLOG クリニックのこと、日々の出来事についてなどを紹介します。
スタッフ募集 CLICK
Mail Form   メールでのお問い合わせはこちら CLICK

Take The A Train
by Duke Ellington And His Orchestra

ご利用可能な電子マネー、クレジットカード
トップページ»  自由診療コーナー

自由診療について

※表示料金は全て税込価格です。

健康保険は使えませんが、希望により下記のようなお薬を、一律2,820円(当院で内服治療中でない方はさらに処方せん料680円がかかります)の料金で処方箋を発行しています。当院は医薬分業しているため処方箋を発行するだけです。その処方箋を薬局にお持ちいただきお薬を購入していただきます。薬局の指定はありません。自由診療のためお薬代に定価はなく、薬局により料金は異なります。

以下のお薬は、自院で調剤しお薬の現物をお渡ししています。

価格=3,480円+1丸当り60円の金額(例えば10丸購入した場合、3,480円+600円=4,080円となります)。また、お薬と一緒に使い方説明書をお渡ししています。

  • アセトアミノフェン200mg錠、1回2錠、5回分、200円
これは、新型コロナワクチン接種後の発熱、疼痛に対する解熱鎮痛剤です。当院で新型コロナワクチンを接種されたかのみにお渡ししています。
追記:アセトアミノフェンの販売は2023年5月を持ちまして終了しました。


以下は院内での注射になります。

以下は当院で受検可能な新型コロナウイルス検査になります。

抗原検査、PCR検査は現に感染しているか否かを調べるための検査です。

抗体は感染後1~3週間後に出現するため、過去の感染を調べるための検査です。何れも詳細は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)特設サイトをご参照下さい。

男性型脱毛症治療薬「デュタステリド(ザガーロ®)」について

これまで処方箋医薬品である男性型脱毛症治療薬としてはフィナステリド(プロペシア®)しかありませんでした。しかし、2016年6月グラクソスミスクライン社(GSK)からのザガーロカプセル(0.1mgと0.5mg、デュタステリド)が新たに発売になりました。

ザガーロの発毛効果を調べたデータ

服用24週間後に頭頂部の10円玉大の面積中の髪の毛の本数を調べベースラインからどれだけ変化したかを見ています。服薬しなければ(プラセボ)当然本数は減っています。しかし、ザガーロ0.5mgを服薬している方は、その用量に比例して増えています。
フィナステリド(プロペシア)最大量1mgに対し、ザガーロ最大量0.5mgは1.6倍発毛していました。

ザガーロの育毛効果を調べたデータ

服用24週間後に頭頂部の10円玉大の面積中の毛髪の太さ(直径30μm以上の非軟毛の太さの合計)を調べベースラインからどれだけ変化したかを見ています。やはり服薬しなければ髪の毛は細くなっています。しかし、ザガーロ0.5mgを服薬している方は、その用量に比例して太くなっています。
フィナステリド(プロペシア)最大量1mgに対し、ザガーロ最大量0.5mgは約1.4倍太くなっていました。結局、ザガーロ0.5mgを服用するとプロペシアを服用している方よりも、本数が増えるだけではなく、一本一本がより太く、剛毛になっています。そのため、医薬品の添付文書においても、プロペシアの「効能効果」は、「男性における男性型脱毛症の進行遅延」となっているのに対し、ザガーロでは「男性における男性型脱毛症」となっており、「進行遅延」の文言が外されています。すなわち、たんなる「進行遅延」ではなく、「発毛育毛」を効能効果として謳っているからです。

もちろん、ザガーロは男性型脱毛症に関与する男性ホルモンの一種、ジヒドロテストステロン(DHT)を減少させる薬ですから、それに伴った副作用も報告されています(下図)。自分の持病やライフスタイルを考慮しつつ、服用するか否か決める必要があります。私のように禿げていても気にせず、毎日明るく健康に過ごしている人も多数いますから、健康のため必要な薬ではありません。


 

放射性ヨウ素による放射線被曝の予防薬「ヨウ化カリウム」について

2011年3月11日福島第一原発事故で飛散した放射性同位体は、原子力安全・保安院が公表した資料でさえ31種類あり、さらにその他にもあるといわれています。これらの放射性物質による被曝は、放出量(どれだけたくさんの量が放出されたか)、物理学的半減期(放射能が半分になるまでに要する時間)、生物学的半減期(体内に取り込まれた放射性物質の量が半分になるまでに要する時間)、放射性崩壊の種類(アルファ線を放出するのか、ベータ線か、ガンマ線か)、揮発性などによって、人体への影響は異なります。
人体への影響が最も懸念されているのがセシウム137とヨウ素131です。セシウム137は、揮発性が高いので拡散しやすいこと、体内に取り込むとほぼ100%吸収されること、半減期が30年と長く汚染が長期に続くことなどが厄介な点で、各地の土壌汚染はセシウム137が主な原因です。東京近郊における奥多摩、湾岸地区、千葉県北部、袖ヶ浦や木更津の内房などがホットスポット(下図、群馬大学早川由紀夫先生発表)となっているのは周知のとおりです。

放射能汚染地図

伊豆半島東岸もホットスポットとなっており、セシウム137は間違いなく東京まで到達していました。事故発生当時の風向きによっては首都東京が完全に汚染され、立ち入り禁止区域となる可能性もありました。
一方、ヨウ素131は、半減期は8日と短いですが、やはり揮発性が高く、体内に取り込まれるとそのほとんどが甲状腺に集積します。それは、体内ではヨウ素のほとんどが甲状腺ホルモンの原料として利用されるからです。結果として甲状腺のみが集中的に被曝、甲状腺癌を発生させます。実際、チェルノブイリ原発事故では、ヨウ素131による内部被曝により、約6000人の若年者に甲状腺癌が発生したといわれています。大人より子供の方が放射線に対する感受性が高く、年齢の低い者ほど障害が出やすいことがわかっています。放射線は細胞分裂の盛んな細胞により強く障害を与えます。成長期の子供は細胞分裂が盛んですから放射線の影響をより強く受けます。これまでの研究では、0歳児の放射線感受性を1とすると30歳代では0.2程度で、私のように50歳を過ぎると少々放射線を浴びても、癌もろくにできない程度にしか細胞分裂は起きていません。チェルノブイリ原発事故でも40歳以上の方に甲状腺癌の増加はありませんでした。
福島第一原発同様、東南海地震が発生しようものなら、静岡県の浜岡原発の安全性など何人も担保できるわけがありません。東日本大震災後発表された東大地震研の発表では、首都圏直下型大地震の発生確率は4年以内で50%以下、その後発表された京大防災研の発生確率は5年以内に28%とのことです。東京に住むわれわれにとっても浪江町や飯館村の人々の苦悩は決して他人事ではありません。明日は我が身です。
チェルノブイリ原発事故において安定ヨウ素剤を小児に配布したポーランドでは甲状腺癌が増加しなかったのに対し、配布しなかったウクライナやベラルーシでは甲状腺癌の増加が認められたという知見から、福島第一原発事故直後、ヨウ素の含まれるイソジンのうがい薬を代用品として購入したり、ヨウ素がたくさん含まれる昆布がスーパーで買い占められたりしました。ただ、正確にいうとポーランドで甲状腺癌を予防できたのは、安定ヨウ素剤の配布に加え、放射性ヨウ素に汚染された牛乳の飲用を禁止し粉ミルクを緊急輸入したこと、ウクライナやベラルーシは内陸国であったため、国民は総じてヨウ素欠乏状態にあり、放射性ヨウ素を非常に吸収しやすい状態であったのに対し、ポーランドはもともと海沿いの国であったため日頃より海藻などからヨウ素を充分摂取していたことなどが相まって甲状腺癌の発生率に差異が生じたといわれています。
チェルノブイリ原発事故の教訓から、日本の一部地方自治体では、放射性ヨウ素による放射線被曝予防目的に、大量のヨウ化カリウム丸を備蓄しているようです。しかし、欧米のように各戸事前配布がなされているわけではないため、果たして肝心なときに住民、とくに小児に迅速に配布されるか甚だ疑問です。というのも、安定ヨウ素剤服用による甲状腺癌予防の成否は服用のタイミングによって大きく異なるからです。一般に、飛散してきた放射性ヨウ素吸入以直前であれば97%阻止できますが、放射性ヨウ素吸入1時間後で85%、3時間後で50%、24時間後では7%と予防効果はほとんどなくなります。福島第一原発事故でも、発電所周辺町村では安定ヨウ素剤が備蓄されていたにもかかわらず、ごく一部の避難住民に対して配布されたのみで、結局役場からヨウ化カリウム丸配布や服用の明確な指示は出されずじまいでした。福島第一原発より東京に近い浜岡原発で放射性物質が放出された場合、東京迄の距離が200kmですから、秒速5m程度の風でも11時間で都内に到達します。果たして、浜岡原発で放射能漏れ事故発生後11時間以内に放射性物質の放出・拡散の情報が公開され、それを受けた役場の備蓄倉庫から地域のすべての小児に安定ヨウ素剤が確実に配布されうるでしょうか。親としては非常に不安です。
日本で生産、販売されているヨウ化カリウム丸は、本来、甲状腺機能亢進症、気管支喘息、梅毒などの治療薬ですが、処方せん医薬品であるため医師の処方箋がなければ購入、服薬することはできません。子どもを抱える我が家としては、何としても欧米諸国のような政府や自治体によるヨウ化カリウムの各戸事前配布を希望するところですが、東京都、三鷹市、杉並区とも備蓄もなく配布予定もないようです。そこで、当院で独自にヨウ化カリウム丸を仕入れ、調剤することにしました。我が家では子どもたちの財布に2錠常備させ、いつでも服用できるよう備えています。また、お子さんのいる職員にも福利厚生の一環として配布しています。なお、ヨウ化カリウムによる放射線被曝予防の詳細については、国の原子力安全委員会原子力施設等防災専門部会から発表された資料に詳細が記載されていますのでご参照下さい。

ヨウ化カリウムは医薬品ですからまったく副作用がないわけではありません。しかし、重大な副作用は長期連用に伴うもので、放射性ヨウ素による甲状腺内部被曝予防のように単発的な内服の場合、重大な副作用はなく、本剤過敏症の既往歴がない限り誰でも服用できます。

ヨウ化カリウムの予防内服は、そもそも大地震が発生しようとも原発がなければ無用のものです。原発全廃を切に願います。

にんにく注射について

にんにく注射とは

にんにく注射とは、平石クリニックの平石貴久院長により命名されたビタミンB1を主成分とする静脈注射です。にんにく注射といっても、実際にニンニクのエキスが入っているわけではありません。注射をすると鼻の奥でニンニクのような香りがしてくるため名付けられました。

実際のニンニクには、ビタミンB1はあまり多くなく、むしろ、B6が豊富です。ニンニク臭のもとになる物質はアリシンといい、ビタミンB1と結合するとB1の吸収を高める効果があります。ですから、ビタミンB1の豊富な豚肉とニンニクを一緒に食べるとB1が効率よく吸収されます。ややこしい話ですが、ビタミンB1が主成分のにんにく注射には本物のニンニクは入ってなく、本物のニンニクにもビタミンB1はそれほど多く含まれませんが、B1の吸収を高めニンニク臭のもとになるアリシンが入っているのです。このアリシンとビタミンB1を事前に結合させ、B1の吸収を高め、体内での効果持続時間を延ばした薬剤が「アリナミン®」です。アリナミン®を注射すると、血中でアリシンの代謝産物硫化アリルが遊離し、ニンニク臭を感じるのです。

にんにく注射は、有名スポーツ選手(朝青龍、清原和博、丸山茂樹など)や芸能人(SMAPのキムタク、浜崎あゆみなど)に愛好者が多く、メディアでも取り上げられ広くその効能が知られるようになりました。ビタミンB1は、1910年日本人の鈴木梅太郎博士が米糠から発見しました。糖質エネルギー代謝、アミノ酸代謝、アルコール分解、神経伝達に必須の物質です。ですから、いくら食事をしっかりと摂取しても、ビタミンB1が不足するとそれら栄養分を分解し体内で必要なエネルギーを取り出せません。さらにはそれらの栄養分は脂肪に変換され蓄積、肥満になってしまいます。また、B1は筋肉の疲労物質である乳酸を除去する働きがあるため、不足すると疲れやすくなります。ビタミンB1は、アルコール多飲、炭水化物過食(とくに白米、インスタント食品、清涼飲料水の多飲)、妊娠・授乳中(母乳に分泌されるため)、甲状腺機能亢進症、強い労作・運動(筋肉がもっぱら糖質をエネルギー源とするため)、体力を奪うような病気(がん、感染症、肝不全など)、高齢者(利用率の低下)で不足しがちです。白米食に偏りがちなわが国において、ビタミンB1欠乏による脚気は、かつて結核と並ぶ二大国民病でした。私も子供の頃は、白米に黄色のビタミン強化米を混ぜ合わせて食していたことを覚えています。
脳などの中枢神経、心臓、胃腸を含めた筋肉は、エネルギー源として糖質を大量消費するため、真っ先に欠乏症状をきたしやすい臓器です。B1が欠乏してくると、全身倦怠感、食思不振、手足のしびれ、むくみ、動悸、体重減少、易興奮性、集中力低下、頭痛、不眠などの症状が出ます。さらに高度の欠乏症になると脚気に至ります。
ビタミンB1は、食品としては豚肉、ハム、焼豚、ベーコン、たらこ、ウナギ(蒲焼)、小麦胚芽、玄米、ナッツ類、豆類、レバーなどに多く含まれます。ただし、加熱にて失活するので調理法を工夫する必要があります。にんにく注射は手っ取り早い方法ではありますが、これらの食品を積極的に摂取することが基本であることを忘れないでください。
ビタミンB1が著しく欠乏し、脚気衝心などを発病していれば保険診療となりますが、それ以外の場合は保険外診療となります。保険外診療は自由診療のため、注射料は医療機関により異なり1,000~5,000円程度のようです。ただ、後述の如く医療機関により中身が異なるので、一概に1,000円が安く、5,000円が高いとはいえません。当院ではにんにく注射ベーシック(ビタミンB1単剤)が1回2,000円、B1に加えB2、B6、B12、ビタミンCを配合させた点滴が3,500円です。市販の栄養ドリンク剤で高価なものが3,000~4,000円(ユンケルスター4,078円、リポビタンエース3,159円)することを考えれば、それほど高価とは思えません。

にんにく注射Q&A

にんにく注射はどのクリニックでも同じ成分ですか?
違います。どこのクリニックでも、ニンニク臭の元になるビタミンB1製剤を主成分としています。B1製剤単剤をにんにく注射と称しているクリニックもあれば、平石式のように、ビタミンB1に加え、B2、B6、B12、Cなどを配合したものまであります。当院では、B1製剤単剤(にんにく注射ベーシック)と、B1に加え湿疹、口角炎、口内炎、結膜炎に有効とされるB2やB6、神経痛に有効なB12、さらに風邪、肝斑、雀卵斑にも有効なビタミンCを配合した点滴(にんにく注射マルチビタミン)を用意しています。当院のにんにく注射にはニンニク125個分のビタミンB1、8個分のB6が含有されています。
どのようなときに注射すればよいのですか?
上記のような効果があるため、
  1. 疲れが溜まっていても仕事を休めない方
  2. 睡眠が十分なのに全然疲れがとれない方
  3. 肌荒れ、しみ、小じわ、抜け毛、頭皮のフケが気になる方
  4. 夏バテで体力減退気味の方
  5. 風邪の初期
  6. 冷え症で体力が弱く、よく風邪をひく方やなかなか体調が元に戻らない方
  7. お酒を飲み過ぎる方、二日酔いの方、肝臓が弱っている方
  8. 肩凝りがひどい方、緊張型頭痛の方、腰痛の方
  9. 口内炎がなかなか治らない方
  10. 眼精疲労の方
  11. 激しい運動の後で疲れが残っている方
などが良い適応です。
飲み薬ではなく、静脈注射するのはなぜですか?
飲み薬の場合、内服し効果が発現するまで、消化吸収の過程が必要なため、静脈注射のような速効性は期待できません。また、胃腸が弱っていると、例えば下痢のときなど、吸収性が低下するため思ったほど効果が出ない場合があります。その点、静脈注射の場合、血流に乗り全身くまなく成分が行き渡ります。即効性と高い効果が期待できます。
健康保険は使えないのですか?
にんにく注射に使用されているビタミンB1製剤などすべての配合物は薬価収載され、厚生労働省から保険診療における使用を正式に認可された製剤です。例えばビタミンB1には、
  1. ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
  2. ビタミンB1の需要が増大し食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,甲状腺機能亢進症,妊産婦,授乳婦,激しい肉体労働時等)
  3. ウェルニッケ脳炎
  4. 脚気衝心
  5. 以下の疾患のうちビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛,筋肉痛・関節痛,末梢神経炎・末梢神経麻痺,心筋代謝障害、便秘等の胃腸運動機能障害、術後腸管麻痺
のような適応があります。ただし、投与量は保険診療において制限された量に限定されます。疲れだけでは保険は適応されず自由診療となります。
注射にはどのくらい時間が掛かりますか?
当院を一度も受診されたことのない方の場合、問診票を記載していただくため、30分程度掛かります。2回目以降は、受付、注射、会計を含めて10から15分程度です。昼休みなどちょっと時間の空いた時にも注射できます。
副作用はありますか?
にんにく注射に使用される配合剤は水溶性ビタミンのため、打ち過ぎても尿からら排出されるだけで、体内蓄積による副作用はありません。一方、ビタミンA、D、E、Kは脂溶性ビタミンのため過剰投与により中毒を起こす危険性があります。骨粗鬆症でビタミンDを服用されている方は過剰投与にご注意ください。副作用が絶対ないと断言できる薬などありえませんから、極稀にはアレルギー反応、薬疹、悪心嘔吐など消化器症状がありえます。当然ですが、ニンニク臭が嫌いな方は気持ち悪くなるかもしれませんので注射しないことをお勧めします。
また、静脈注射のため、血管痛を訴える方が稀にいます。ゆっくり注射すると血管痛は軽減~消失するので、血管痛を感じる場合申し出てください。時間をかけゆっくりと注射します。血管が敏感で、ゆっくり注射しても非常に強い血管痛を感じる方は注射しないことをお勧めします。
注射後、汗や吐息がニンニク臭くなることはありませんか?
ありません。ニンニク臭の素となる硫化アリルは揮発性がないので、注射をした本人が鼻の奥でニンニク臭を感じるだけです。それも、15~20分程度で消えます。
注射の効果はどのくらい持続するのですか?
一般に3日から1週間程度持続します。配合されているのは水溶性ビタミンのため体内に蓄積できず、効果は長期間持続しません。
どのくらいのペースで、にんにく注射を打つとよいのですか?
とくに決まりはなく、疲労感のあるときなど不定期に打ってかまいません。定期的に打つ場合、1週間から2週間に1回くらいのが一般的ですが、疲れの溜まりやすい方やスポーツをされている方は週2~3回打ってかまいません。効果は数日しか持続しませんから。
子供や高齢者でも打てますか?
特に年齢制限はありません。ただし、当院は内科であって小児科ではないため、成人と体重差のない12歳以上としています。
妊娠中や授乳中も打てますか?
妊娠中や授乳中、ビタミンB群は不足しがちなため、むしろ投与は推奨されています。ですから、検査結果でB1不足が認められた場合、治療目的で保険診療として注射します。上述のごとく、ビタミンB群は水溶性のため過剰分は尿中に排泄され、中毒を起こしません。しかし、ビタミンB1が不足していない妊婦に、ビタミンB1を大量投与した場合の影響について十分なデータはなく、当院としては妊娠中の注射はお勧めしません。授乳中に関しては問題なく注射できます。
TOP
TOP
TOP