予防接種

麻疹

原因:
麻疹ウイルス
潜伏期:
10〜12日間(麻疹との接触がはっきりしていれば、それから10日後に症状が出ると言うことです)
症状:
発熱、咳嗽、眼脂、鼻汁が3〜4日間続いた後(カタル期)に、口の中にコプリック斑というはしか特有の発疹が出ます。
その翌日よりもう1℃ぐらい高熱となり、発疹が出現します(発疹期)。
その発疹は全身に広がり正常の皮膚の部分のほうが少ないぐらいになります。そして赤かった発疹が暗紫色となり、熱が下がります(回復期)。
約一週間発熱が続き、子供にとってとても重たい病気です。
カタル期にはしかと診断することは困難で、最初はかぜと診断されていることが多いです。
肺炎中耳炎などを合併することも多く、はしかにかかった人の2000〜3000人に1人の割合で脳炎になります。
また、特に合併症がなくても食事がとれずに入院になることも多い病気です。
治療:
熱やかぜ症状に対するものが中心です。水分を十分与えることが重要です。
予防:
ワクチンが有効です。

風疹

原因:
風疹ウイルス
潜伏期:
14〜21日間
症状:
発疹、発熱(小児ではあまり高くならない)、後頚部リンパ節腫脹が出現し、3日間でなおります。
風疹にかかった人の3000人に1人の割合で血小板減少性紫斑病が、6000人に1人の割合で脳炎がみられます。
また、妊婦が妊娠初期に風疹にかかると、生まれてくる子供に眼、耳、心臓に障害をきたすことがあります。このようにして障害を持った子供を先天性風疹症候群といいます。
治療:
小児では、無治療で治癒することがほとんどです。
予防:
ワクチンが有効です。

おたふくかぜ

原因:
おたふくかぜウイルス
潜伏期:
14〜21日
症状:
発熱と両側または一側の耳下腺腫脹で、顎下腺、舌下腺の腫脹を伴うこともあります。一週間ぐらいで腫脹は消失します。2〜3日で腫脹が消失した場合は、おたふくかぜか判断できません。診断するには、2週間後に抗体を測定することが必要です。
治療:
痛みに対するものが中心です。抗生剤を処方することがありますが、薬を飲み始めてすぐに腫脹が消失する場合はおたふくかぜではない可能性が高いです。
合併症:
おたふくかぜは髄膜炎を合併しやすい病気です。嘔吐があるようなら早めに再診しましょう。
予防:
ワクチンが有効です。
お風呂はどうするの?
熱がなく、食欲もあれば、入ってもかまいません。
おとふくかぜをしていないお父さん、お母さんへ
不顕性感染(症状が出ない感染)だった可能性もあります。まず、抗体をチェックされたらどうでしょうか。そして、抗体がなければ、ワクチン接種をおすすめします。

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌が引き起こす病気を予防
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防するためのワクチンです。
従って、肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌以外の原因による病気(感染症)に対しては残念ながら予防効果はありません。肺炎を例にとると、肺炎の原因となる微生物には各種最近ウイルスなど、たくさんの種類があります。
しかし、肺炎球菌は、その中で最も重要な位置を占めている最近です。
インフルエンザウイルスに多くの種類があるように、肺炎球菌にも多くの種類があります。このワクチンは、1回の接種でいろいろな型に効くようにつくられています。