連載も今回で最終回となりました。これまで、運動不足、食べ過ぎ、飲み過ぎ、休養不足、喫煙等の悪しき生活習慣から高血圧、糖尿病、高脂血症が発病、動脈硬化が進行し、終にはドミノ倒しのごとく心筋梗塞、脳梗塞に至る道程を説明してきました。では、悪いと判っていながらなぜ悪しき生活習慣をやめられないのでしょうか。現代における悪しき生活パターンは、朝早くから通勤電車に揺られ出勤、お昼は店屋物ですませ、深夜まで残業、たまに早く帰れる日は同僚とついつい深酒、午前様で睡眠もそこそこにまた出勤。せっかくの日曜日も一日中ゴロゴロと過ごすか接待ゴルフ。煙草も職場が禁煙となりなんとか本数は減るものの喫煙室通いは止められない、といったものではないでしょうか。
止められない理由は簡単、止めたくないからです。やめたられた方は本心から止めたかったから止められたのです。なかなか煙草を止められなかった方が幼い子供や孫から臭いといわれ止められたといった話を時々耳にします。つまり、本気で悪しき生活習慣をやめたい理由が見つかったら止められます。
人生の目的が何であれ、健全な肉体があれば可能性は大きく広がります。会員の方々の人生設計は、健康であり続けていることが前提になっているはず。今一度自らの人生を見つめなおして下さい。誤解を恐れず申し上げれば、見つめなおしても止める理由が見つからなければ止めないで下さい。太く短くもまた立派な人生。医者が偉そうに他人の人生の口を挿むべきではありません。






















